シャンプーについて 〜 薄毛対策
頭皮ケア専用シャンプーは、育毛にとって必須でしょうか?
頭皮ケアシャンプーは必要?
結論から言いますと、「発毛」には、関係ないですが、「育毛の環境」には
良い影響を与えるようです。
例えば、頭皮ケアシャンプー「スカルプD」(アンファー)は、1本4800円と高額にもかかわらず飛ぶように売れています。
また、スカルプDと同様に「頭皮ケア」をうたうシャンプーが人気です。
しかし、シャンプーの効果で、毛が生えたり、抜けたりはしません。
頭皮ケアシャンプーの多くに含まれている、有効成分は、「ピロクトンオラミン」や「グリチルリチン酸ニカリウム」ですが、抗菌や抗炎症の目的で使われている成分で、これ自体に発毛効果はありません。
一方、「頭皮がきれいなほうが育毛剤が浸透しやすい」と語る医師がいる
のに加え、メーカーは「余分な脂を落とすことで育毛に良い環境がつくれ
る」ともうたいますが、一方、その点は重要ではないと指摘する専門家もいます。
頭皮ケアシャンプー使用上の注意点
洗う頻度は、職種やスポーツをやるやらないなどで頭髪の汚れ方がちがいますが、一日一回は洗っても問題ないでしょう。
リンスは、毛先につけてください。
頭皮に残留しないよう、よく洗い流してください。
過度のマッサージは退行期毛を早めに抜き去ってしまいます。
指の腹で軽く洗うような適度な力加減で頭皮マッサージを行いましょう。
脂漏性脱毛症では、頭皮ケアが有効な場合も
真菌や皮脂が多すぎることが要因の一つである脂漏性皮膚炎の場合、抗真菌剤を使うことで症状が改善し、脱毛が止まるケースがあります。
医療機関では、脂漏性皮膚炎の治療に「ケトコナゾール」を配合したローションなどを処方することが多い。
ケトコナソールの外用薬は、ローションの他クリームもあります。
日本では未認可なので、市販されているケトコナゾールシャンプーはなく、
病院で処方してもらうか個人輸入で海外から購入するしか入手する方法はありません。
シャンプーの歴史から見て・・・
ところで、シャンプーの歴史はというと、日本では1960年代前後の高度経済成長期に発売になりました。
江戸時代は、お湯洗い、米ぬか洗いなどで、月に一回程度洗うのが主流
でした。
明治時代になると、鯨油から製造した石けんが登場し、一週間2〜3回洗う人が多かったようです。
ですから、毎日シャンプーするようになったのは、まだ50年くらいの歴史しかありません。
数年前には「朝シャン」が流行しました。
これは、女性の社会進出の結果、清潔感を追求した表れと思います。
しかし、1日2回洗うのは、頭皮にとって負担が大きいと感じます。
いずれにせよ、シャンプーで脱毛が過度に進行したり、薄毛が改善されるような高い効果はないと考えていただいて、まちがいはないようです。




